「学校の方は家庭の事情でしばらくお休みさせてもうって連絡したから心配ないわよ。巧くんやルカちゃんたちも心配ないわよ♪」

「はい、ありがとうございます。」

「〜♪〜♪〜♪〜」

「ねぇお父さん。」

「ん…なんだ?」

「お母さんやけにご機嫌だけど何かあったの?」

「あぁ、それは久しぶりに故郷に帰れるから嬉しいんだろ。家族にも友人にも会えるってこの前嬉しそうに話してたからな。」

「そうなんだ。それは楽しみだね。」

「真李亜は楽しみじゃないのか?」

「ううん、むしろワクワクしてるよ!」

「クスッ…♪」

私が興奮しながら話していると、お父さんが急に笑いだした。