カランカラ〜ン

「ありがとうございました。」

「お疲れ様ー!今日まで本当にありがとう。4人のおかげでとても楽しかったわ♪」

「いえ、私たちのほうこそ4日間とても楽しかったです。ありがとうございました。」

「「「ありがとうございました。」」」

「…うっ…ぐす…っ…」

「えっ!?水野さん!!どうしたんですか、急に泣き出して?」

皆でお礼を言った直後に水野さんが目をうるうるさせて泣き出してしまった。

「だ、だって…真李亜ちゃんたちが明日からいないと思うと寂しくて…うっ…ぐす……」

困ったな…なんとかしてあげたいけどどうすれば…………あ!

「ぐす…うっ…うっ…」

「水野さん、そんなに泣かないで下さい。それと今考えたんですけど、学校があるため夕方しか来れませんが良ければお手伝いしてもいいですか?」

「っ…いいの?」

「はい、ここは私にとって大切な場所になりました。だからボランティアと言う形でお手伝いします。」

「うんっ、ありがとう真李亜ちゃん!これからも宜しくね!」

水野さん、子供みたい。喜んでもらえて良かった。