私はさっきまでの出来事をすべてルカちゃんに話した。内容は勿論巧くんのことだ。どうしていつも無表情なのにたまに優しくしてくれたり助けてくれるのか、そしてその気持ちがとても嬉しくて、だけど時々胸の辺りが苦しくなるのはどうしてか?最後に呼び込みをしている時に私の名前を「真李亜」と呼んでくれた事が嬉しかったとゆう気持ちをすべてルカに話した。すると意外な返答が返ってきた。

「それは恋だね。」

「………え?……」

「だ〜か〜ら、“恋”だってば!」

「こ……鯉…?」

ガクッ!?

「違う!こっちの“恋”。」

「あ、あぁ〜〜…」

「えぇ!!?」

「!!…しーー!」

「あっ……っ////」

慌てて口を押さえると私の顔はだんだん赤くなった。だっていきなり「恋だね。」なんて言われたら誰だってビックリするよ。

ガチャッ。

するとさっきまで接客をしていた巧が休憩室に入ってきた。