「は〜…。」

しばらく椅子に座り休憩をしていると、後ろからポンッと肩を叩かれた。

「何ため息ついてるの?」

「あ…ルカちゃん。」

振り返るとそこには厨房でハリスくんと作業をしているはずのルカちゃんが私の後ろに立っていた。

「お仕事終わったの?」

「うん、今一区切りついたとこ。」

「そっか…。」

「「………。」」

話す会話が無くなり、互いに無言になってしまった。

な、なんか気まずいな

けどそんな沈黙を先に破ったのはルカちゃんだった。

「ねえ、さっき何でため息ついてたのか良かったら話してよ。」

「え…そんな対して良い話じゃなよ?」

「構わないよ、それに友達なんだから何でも話してよ♪」

「…そうだね。」