巧くんはしばらく男の歩いて行った道を見てようやく私に気づいてくれた。 「あ、悪い。」 スッー。 巧くんに抱きしめられてた手が離れた。 あ…なんか寂しいな……って、また!何なの一体 「痛くなかった?怪我は?」 「ううん、巧くんが守ってくれたから大丈夫だよ。」 「そっか…良かった。」 あ、また笑った!この笑顔何回見てもカッコいいな〜♪って、まただよ〜 「どうした?」 「なんでもない、それよりさっきから人が見てるね…。」