確かに…私たちはお客さんを呼び込みしてるとき真剣になりすぎて怖い顔になってたかもしれない。

「わかりました。今度は明るく笑顔で呼び込みをもう一度してきます!」

「うん、その調子よ。その笑顔を忘れないでね♪」

「はい!ルカちゃん行こう。」

「ええ♪」

「よし、それじゃあ僕たちも「あっ!ちょっと待って!!。」

「「「「え?」」」」

「皆が行ったあとにお客さんが来たら私一人じゃ対処しきれないの!だ・か・ら。」

水野さんはご機嫌な笑顔でこう言った。

「ルカちゃんとハリスくんはここに残って私と店番してちょうだい♪」

「「えっ?!!」」

「…わかりました。それじゃあ真李亜ちゃんと巧は呼び込み頑張ってね。」

「うん、任せて!絶対にお客さん呼んで帰ってくるから。ねっ、巧くん!」

「うん。」

こうして別々の仕事をそれぞれこなすため移動を始めた4人。このあと、予想もしなかった事がやって来るとも知らずに……。