「あ〜待ちきれないな!いよいよ明日だね、真李亜ちゃん♪」

「うん。明日から4日間お仕事をするなんてなんだかワクワクしちゃう♪」

休日も今日で終わり。明日からいよいよ喫茶店で働くことになり皆それぞれ待ちきれない様子だった。

特に魔界には職場体験なんて無いって言ってたし、それに貴族には縁のないことらしい。

「ハリス、はしゃぎすぎ。」

「そんなこと言ってるルカの方が一番嬉しいんじゃない?この仕事を誰より楽しみにしてたんだし♪」

パキパキパキ…

「ぅお!やめろよルカ」

ルカちゃん…またハリスくんの手を氷らせようとしたんだ。

「巧くんは明日楽しみ?」

テーブルにうつ伏せになってボーっとしている巧くんに聞くと。

「う〜ん、どうかな?」

クスッ♪

「っ!!////」

初めて笑った顔を見た気がする!!

…………。

「どうかした?」