ピピピピッー…カチッ!

「んーー…」

目覚まし時計のアラームを止めて上半身を起こした。

「…………」

起きてから暫くベットの上でボーッとして支度をするのが毎朝のことだった。

「…あれ?何か忘れてるような……」

まあ、いいか。

私は気にせず支度をして朝ごはんを食べに下に降りた。

「おはよう〜…っ!!?」

「おはよう真李亜ちゃん♪」

「お、おはようハリスくん。」

そうだった。昨日から暫く私の家で3人が暮らす事になったんだわ。

「真李亜、おはよう♪」

「お父さんおはよう。」

「「「おはようございます。」」」

「3人共おはよう、昨夜は良く眠れたか?」

「はい、何から何までありがとうございます。」

「ははは、朝からそんなにかしこまらなくていいんだから普通に話てくれ♪」

「あら?皆おはよう♪」

「お母さんおはよう♪」

「ご飯出来たから運ぶの手伝って!」

「はーい♪」