「最後は巧だな。」

「はい。」

いよいよ巧くんの番か。どんな能力を持ってるのかな?

「ハリス体を借りるぞ。」

「「えっ?!」」

私は巧くんの突然の言葉に驚た。またハリスくんも突然だったみたいで私と声が重なった。

「た、巧くん何をするの?」

「僕の能力は人か植物を操る能力なんです。実際にお見せした方が早いかと。」

「でも植物でもいいならそっちの方がいいんじゃ……。」

「はい、初めはそう考えてました。」

「なら何で…?」

「ハリスに日頃のお礼をとしなければと思ったからです。」

ギロッ

「!!っ…は…ははははっ…」