「でも兄ちゃんは今から友達と約束してるから午後から行くぞ、いいな?」 「はーい!李子待ってる、早く帰ってきてね♪」 「分かった、約束な。」 そう言って俺はリビングから出て皆の所に向かった。 ーーーーーー ーーーーーーーー バタン 「じゃあ行ってくる。」 「「「いってらっしゃいませ李人様。」」」 メイドと執事達が縦に並び声を揃えて頭を下げているなか俺は家を出た。