次の日も朝から桜の木に向かうと、そこでは李人君が眠っていた。

木に寄りかかって無防備に眠っていた。

「……可愛いな♪」

パチッ

「誰が可愛い?」

「うゎ!?」

ビックリした〜!

「おはよう万里子。」

「お、おはよう李人君。」