4人で仲良く話していると携帯が鳴った。 「碧のじゃない?」 「え?」 着信を聞けば誰だか分かる。 この音楽は慧だ。 「出ないの?」 「あっ、ごめんね。」 気まずそうに電話に出た。 『今どこに俺がいると思う?』 声から分かる彼の笑顔。 「どこ?」 『ここっ!』 その瞬間ドアが開いた。