Sky Blue-同じ空の下-Ⅱ



4人で仲良く話していると携帯が鳴った。


「碧のじゃない?」

「え?」

着信を聞けば誰だか分かる。
この音楽は慧だ。

「出ないの?」

「あっ、ごめんね。」


気まずそうに電話に出た。


『今どこに俺がいると思う?』

声から分かる彼の笑顔。


「どこ?」

『ここっ!』


その瞬間ドアが開いた。