サッカー部顧問の先生の
おかげで
私は学校に戻った。


担任はもてないけど
総務やPTAやそして部活


私なりに時間の許す限り
必死に仕事をした。


愁は保育園に入れて
時間外と愁の具合の悪い時は
ベビーシッターにお願いした。


幸いにとても頼りになる
年配のシッタ―さんで私は
ずい分助けられた。


ママが戻ってきなさいと
言ってるけど
迷惑をかけるのは
絶対にイヤだった。


絶対甘えてしまう自分がいるから



「愁に会いたい。」

両親からは熱烈コール
耐えきれなくて
一カ月に一度
四人で会いに来てくれた。


大変な騒ぎだったけど
やっぱり安心する・・・・。


誰かに守ってもらいたくなる。



だから・・・


私はやっぱり一人で
いる方がいいんだ。


そんなある日

ママから電話。
 



はぁくんパパが入院したと


そして末期のガンだということ



ちょうど金曜日の夕方
パパが迎えにきてくれて


私はショックの中
帰路についた。