愁の寝顔を見つめている
はぁくん……



複雑だった。



気づかないで…


気づいて…


私の中は激しく葛藤している。



額のホクロに見覚えはない?


こう見えて
私を守ろうとするんだよ…



ね…はぁくん…


愁はあなたの子供だよ……。


あの時


初めて愛し合って


そして別れて


私はしばらく後悔した。
強がって仕事を選んだ自分が
正しかったのか


毎日葛藤していた。


おばちゃんから
はぁくんがイギリスに行って
しばらく帰らないと聞いて


急に孤独になった。



  これでよかったの?


今まで一人なんてどってことなくて

だけど愛する人に
抱かれたあの日から
私の心の中に一人でいる
孤独感と空虚感が
交互に襲いかかってきた。


  もう一度…抱いてほしい…



そんな時だった
体の異変に気付いたのは・・・・。