小悪魔×俺様

「……な。…きな。咲樹菜!」

「ん…。」





誰かに起こされて起きると、部屋は真っ暗だった。




だいぶ寝たみたい。




ちょっと落ち着いた…。





「咲樹菜?起きたのか?」

「…弘夢?」





よく見ると、あたしを起こしたのは弘夢だった。




そういえば、今日は放課後仕事あるって言ってた…。





「仕事は?」

「終わって今帰ってきたとこ。起こしても起きねぇって楓が心配してた。」





わぉ。




自分でもビックリ〜…。





「…学校でのことだけど…。」

「あ…。」





そうだ、あたしムカついて帰ってきたんだった。




でも、どーせ弘夢は気づいてないんでしょ?





「…俺が悪かった。」

「え…?」

「葉那と琉から聞いた。ごめん、配慮が足りなかった。」

「弘夢が…謝った…。」






あの弘夢が謝ったよ?




全部わかってくれて、あたしに謝った…。




なにこの嬉しい展開…!!





「溜まってないっつったら…まぁ、嘘になるけど。でも前に咲樹菜に言ったことはまぢだし。」