小悪魔×俺様

◎弘夢



「ちょっと飲み物買ってくる。咲樹菜は?」

「あたしはいい。」

「ん。」





飲み物を買うために、咲樹菜から離れた。




すぐに買って戻ると、明らか高校生だろ、って感じのガキからナンパされてる咲樹菜。






「あの、あたし旦那いるんですけど。」

「あはは!面白い子だね〜!高校生でしょ、キミ。」

「違うから…。」






どうやら高校生だと思われてるみたいだな。




ったく…人の嫁に気安く触るな!






「おい、離せよ。」

「弘夢…。」

「はぁ?誰アンタ。」

「コイツの旦那。」

「嘘つくなよ。」





ダメだ。




頭も諦めも悪いらしい。




一応、変装の意味でつけてた帽子とサングラス。





外すしかねぇか。





俺はサングラスだけを外した。





「あ…俳優の…館木弘夢…?」

「マジかよ!?」

「え、じゃあこの女…伝説の人?」





恥ずかしそうな咲樹菜。




恥ずかしがってる場合じゃねぇし。





「じゃ、そういうことだから。」





俺は咲樹菜を引っ張って移動した。






「あたし…大学出て子供いるのに高校生だと思われた…。」





落ち込んでるし。




女だったら喜ぶんじゃねぇの?





「若いって…ぷっ…ことだって…!」

「笑ってんじゃん!!」