小悪魔×俺様

家のチャイムを鳴らした。





「はーい…あ…。」

「えっと…遥?さん。館木ですけど、聖人さんいます?」

「うん、いるよ。」






遥さんは少し気まずそうに笑って俺を家に入れてくれた。





「遥〜?美砂が泣いて……弘夢?」

「聖人さん。お久しぶりです。」





聖人さんの腕には、小さいガキが抱かれてた。




産まれてたんだ…。





「…久しぶりだな。」

「産まれたんですね。」

「あぁ。予定より早いから超小さいけど。」





…子供ってカワイイかもしれない…。




って、それどころじゃなかった…。





「まぁ、座れ!」

「あ、はい。」





ボーッと突っ立ってたことに気づいた。





「ポスター…見ました?」

「あぁ。まぢビックリした。しばらく…見てなかったし。」





遠慮がちにそう言う聖人さん。




遥さんも聖人さんの隣で俯いてる。





「咲樹菜、学校からの連絡先自分のケータイにしてるみたいですね。」

「はは、通りでなにも連絡ないと思ってた。」





…咲樹菜のこと忘れてるようには見えねぇよ?