少しすると、とうの籠に畑で採れたであろう野菜を沢山入れて、戻ってきた。 クロウは、ありがとうございますと受け取ると、行きましょう。と、また歩みを進めた。 『ねぇ、どこ行くの?』 『私の家でもあり、あなたの家でもあります。』 私の家……?ひょっとしてお母さんが住んでたとこなのかな?