『えぇ……一時間後ね、すぐに死ぬとまた騒がれたら困るしね……フフフ……ハハハハ!!』 不気味な笑いだけがその場にこだました。 アイザの手には、少量で百合を死に至らしめることのできる毒の粉末がしっかりと握られていた。 −これで私の勝ち!!− アイザの不気味な笑い声はいつまでもその場にこだましていた。