そんなことは百合にもわかってはいた。 −この子を産んではいけない− けど頭では、わかっているつもりでもどうしても踏ん切りがつかない。 『少し考えさせてもらえませんか?』 百合がそう答えると、 『そうですね、やはり気持ちを整理する時間も必要でしょう。……ただ、あまり時間は、待てませんよ?いいですね?』 『……はい。』 ローディットとクロウが部屋から出ていくと