その日一日、凛ちゃんと着膨れ男について学校で盛り上がった。


声が聞こえたと言ったら、はじめは信じてなかったけど、


私が本気で言い張ったら、凛ちゃんは、少し心配そうに


『百合さん、今日からいないんでしょ?大丈夫?お家夜でもよかったら行ってあげようか?』


と心配してくれた。


百合とは、私のお母さんの名前。