『なんだ、いないじゃないのクロウ……。』 とりあえず猫は自分の部屋に餌とトイレがわりを作って置いてきた百合。 来てみたもののクロウはいなくて、どうしたものかとウロウロしていると、いきなり肩を叩かれた。 『ヒャッッ!!だ、誰?』 振り返ると…… 『やぁ、俺はマルス。シバの弟だよ。』 シバに瓜二つの顔立ち、髪がシバより短いが、疑う余地はなく間違いない。