厨房でメイドがお代わりの紅茶を用意しているとアイザの母がやってきた。 『あら、お代わり?わたくしがお持ちするから、あなたは、あちらで一息いれてなさい。』 『で、でも奥様…。』 メイドがうろたえていると 『大丈夫だから、あっちへお行きなさい。』 そう言われたら仕方ないと丁寧に頭を下げ、メイドは、引っ込んだ。 『フッ……シバ、悪く思わないでね?これも娘の為なんだから。』