庭の椅子に腰掛ける百合を後ろから、見つめるシバ。 彼女は、肩を小刻みに震わせていた。 泣いている……? いつも明るく元気に振る舞っていた百合のはじめて見せる一面。 シバは、胸がギュッと締めつけられる思いだった。 まだ幼く、知らない世界に迷い込み、それでも頑張ってここで生きていかなくてはいけない百合。