手渡された贈り物は、その場でシバからメイドへ渡され、その場で中身を確認する。 そういう決まりなのだ。 『キャァァア−!!』 アイザの贈り物を開けたメイドが腰を抜かして驚いている。 『何事だ!?』 シバが、そして周りにいたお客たちも一斉にその贈り物の箱に目が向けられた。 『鼠の死骸……。』 贈り物は、シルクの真っ黒なスカーフだった。 その上に、所々白骨化した鼠の死骸が乗せられていた。