『あなたは、流されてきてしまったんですよ。』 クロウが優しい口調で言う。 …ながされる?? そして屋敷に着くまでにこの国について、クロウは少し話してやった。 『こちらです!どうぞ。』 シバの物と思われる大きな屋敷 庭には、色とりどりの花が咲き、メイドが手入れをしている。 シバとクロウに気が付くと、立ち上がってお辞儀をした。