『ようは、この国の純血の種族に異国の民の血を混ぜてしまったら、国をのっとられかねないとか、そういう心配だね。』 『ふぅ〜ん……。』 ようは、受け入れるけど大人しくしてなさいってわけね。 ………? 私の頭の中にひとつの疑問が浮かんだ。 『じゃあ、お母さんは、どうだったの?私のこと……ここで妊娠してたんだよね?』