そしてその時、彼の骸の側に落ちていたのが、彼の想いを閉じ込めたラピスラズリの塊だったそうな……。 −・−・−・−・−・−・− 『えっ?!なんで死罪なのよ!』 私は、少し怒り気味で聞いた。 『それはね、昔のこの国の人たちはね、異国の民を受け入れはするが、心の底では、脅威を感じていたんじゃないかな……。』 『脅威って?』