瑠璃色の見せた奇跡


そしてその時、彼の骸の側に落ちていたのが、彼の想いを閉じ込めたラピスラズリの塊だったそうな……。

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『えっ?!なんで死罪なのよ!』


私は、少し怒り気味で聞いた。


『それはね、昔のこの国の人たちはね、異国の民を受け入れはするが、心の底では、脅威を感じていたんじゃないかな……。』


『脅威って?』