私は、嫌な顔せず、支度をしようとしてくれる二人を見て、いいことを思いついた!! 『あっ、あの!私、作ってもいいですか?お二人は、ご飯続けて下さい!』 すると年配の方のメイドさんが、目をまんまるにして 『愛子様、お料理できるんですか?お怪我などされたら大変ですから、わたくしどもにお任せ下さい。』 座っていて下さいと言わんばかりに、自分が立ち上がった椅子をすすめてきた。