秘密な花嫁~旦那様は同い年~番外編

ベラたちが洗面所で手を洗ってる間に習字の片付けをして、ケーキの用意をする。


ベラがくれた箱には、チョコレートケーキが5つ入っていた。


コーヒーメーカーを用意して、コーヒー淹れる。


「わーコーヒーのいい匂い」


そう言ってリビングに戻ってきたのはミア。


「座って待ってて。今、運ぶから」


「手伝うわ」


「ありがとう」


ミアがケーキを運んでくれてる間に、カップにコーヒー注ぐ。


いつも砂糖を入れてる花柄のシュガーポットとお揃いのミルクポットを用意して、みんなが待ってるリビングに持っていった。


「お待たせ」


一人一人にコーヒーを配り、テーブルの真ん中にシュガーポットとミルクポットを置く。


「食器カワイイわね。私の雑誌でも取り上げたいくらい」


「ありがとう。レイラ」


ケーキをのせたお皿は、花びらの形をしているもので、日本で愛人と選んで買ったものだから、カワイイって言ってもらえて嬉しい。