秘密な花嫁~旦那様は同い年~番外編

「はは。ありがと」


「何それ。嬉しくなさそう」


ベラが私を軽く睨みつける。


「ごめんねベラ。実はあんまり興味なくて」


「うそー美結、女の子じゃないよ」


「ベラ。美結様に向かってそんなこと言うんじゃない」


ダニエルさんがベラの頭を小突く。


「だって、興味ないってありえないよ」


「ははっ」


ベラの言葉に笑うしかない。


習字をやったり家事をやったりしてると、ネイルってどうしても邪魔に感じちゃうんだよね。


「美結様、失礼しました」


「そんな。全然気にしてないですから」


私に向かって頭を下げるダニエルさんに、慌てて大丈夫ですって首を振った。


ダニエルさんとも同い年なんだけど、いつまでたっても敬語のまま。