秘密な花嫁~旦那様は同い年~番外編

夕ご飯を食べ終わり、私が片付けをしている間に愛人がシャワーを浴びる。


愛人が出て来たら、私がシャワーを浴びる番。


「美結、おいで」


シャワーから出ると、愛人がドライヤーを手にソファーで待っててくれてた。


「乾かしてあげる」


「うん」


たまにこうして、愛人が髪を乾かしてくれる。


「美結、髪伸びたな」


「切ろっかな。ベラに美容室紹介してもらって」


今は背中の真ん中くらいまで髪が伸びてるんだけど、長過ぎるのも扱いにくいし。


「少し整えるだけにしたら?美結の髪好きだし」


チュッと頭にキスを落とされる。


「じゃあ、そうしようかな」


「そうして」


ドライヤーの電源を落とした愛人が私を覗きこみ、唇にキスをした。