秘密な花嫁~旦那様は同い年~番外編

「ただいま」


「おかえりなさい」


愛人の声がして、玄関まで走って行く。


愛人はちゃんと約束通り8時に帰ってきた。


「おかえり、マー君」


勢いのまま抱きつくと、しっかり受け止めてくれた。


そのままおでこにキスをしてくれる。


「お仕事お疲れ様です」


「ああ」


鞄を受け取って、一緒に寝室に向かった。


「かけるよ」


「ありがと」


スーツの上とネクタイを受け取って、ハンガーにかける。


「あっ、今からハンバーグ焼くから少し時間かかるけどいい?」


「手伝う?」