秘密な花嫁~旦那様は同い年~番外編

「うーん。おいしい」


チョコ味の生地にチョコチップとマシュマロが入ってて、すごくおいしいマフィン。


「おいしそうに食べるね」


「だって、おいしいもん」


それからベラといっぱいおしゃべりをして、家に帰った。


「さてと、マー君何時に帰ってくるかな?」


時計を見ると、午後6時。


「きっとまだまだ帰ってこないんだろうな」


少し寂しさを感じながら、夕ご飯の支度を始めた。


今日の夕ご飯は、ハンバーグとかぼちゃのポタージュ。


食事の準備を進めていると、ケータイの着信音が鳴った。


「もしもし?」


『ああ、美結。俺』


「うん」


相手は愛人。