秘密な花嫁~旦那様は同い年~番外編

それからいっぱいベラとおしゃべりをした。


「ねえ、今度一緒にお茶しに行きましょ?」


「うん、行く!」


そう言ってうなずくと、美結って愛人から声がかかった。


「マー君、終わったの?」


「ああ」


ベッドを立って、愛人に抱きつく。


「随分仲良くなったみたいだね」


愛人がベラの方を見ると、ベラがニッコリと笑う。


「友達になったの」


「そう。よかったな」


愛人が私の頭をなでる。


「前と住むとこ違うから、まだ友達いなかったもんな」


「うん」


朝、愛人が仕事に行っちゃうと家に一人だから少し寂しかったんだよね。