公園に着いて、芝生の上にレジャーシートを敷く。


ここは緑がいっぱいの公園で、休日になると多くの家族連れがここでのんびりと過ごしている。


「パパ、ママ、遊んできていい?」


「うん、いいよ。だけどあんまり遠くに行ったらダメだからね」


「分かった。美亜、行こう」


「うん」


美心が美亜と連れて、私たちから少し離れたところでボール遊びを始める。


「ねえ、マー君」


「ん?」


「なんかね、とっても幸せ」


「俺も」


愛人に肩を抱かれて、子供たちを見守る。


「これからも、いろいろあるかもしれない。だけど、絶対守るから。一緒に、もっと幸せになろうな」


「うん!」


愛人の言葉に頷いて、私たちはもう一度永遠の愛を誓うようにキスをした。









……END