秘密な花嫁~旦那様は同い年~番外編

「じゃあ、ママ帰るね」


「うん。また来てくれる?」


「もちろん。今度はパパと来るね」


「うん」


そう言ってママは私を抱きしめ、寝室を出て行った。


「じゃあ、送ってくるな」


「うん。早く帰ってきてね」


「もちろん。すぐ帰ってくるから、横になって待ってて」


愛人は私をベッドに寝かすと優しく布団をかけ、キスをして寝室を出た。


「ママが来てくれてよかった」


ママってやっぱり、私の心の支え。


ママがいるだけで、不安な気持ちがどこかにいってしまう。


「もう大丈夫だからね、赤ちゃん」


そっとお腹に話しかける。


愛人が帰ってくるまで、とても満たせれた気持ちで眠りについた。