秘密な花嫁~旦那様は同い年~番外編

そう言ったら、ベラが早速パスタのおいしいお店を予約してくれた。


「疲れたら言ってね」


「ありがとう、ミア」


三人でタクシーに乗って、目的のお店に向かう。


着いた先は、某有名ホテルのレストラン。


「さあ、なに食べる?美結」


「好きなもの食べてね。今日はお祝いだから、私たちの奢りよ」


「ありがとう。ベラ、ミア」


私はフレッシュトマトのパスタ、ベラは魚介類のパスタ、ミアはクリームソースのパスタを頼んだ。


「うーん、おいしい」


食欲はなかったけど、三人で食べるからか意外に食べることが出来た。


それでも半分は残してしまったけど。


「美結、何かデザート食べる?」


ベラが私に聞いてくる。


「フレッシュの果物なら食べたいけど、ここにはないよね」