「こんにちは、ルーク」


目線を合わてせ微笑むと、天使のような笑顔で「こんにちは」と言ってくれた。


「ほんと、カワイイ」


パチパチお目々にサラサラの金髪、さすがミアの息子って感じ。


ミアとルークをリビングに連れていき、私はキッチンに向かう。


「ねえ、ミア。何飲む?」


「じゃあ、コーヒーもらえる?」


「了解。ルークは?」


家はオープンキッチンだから、少し声を出せばキッチンから動かないで会話が出来る。


「ルークの飲み物はあるから大丈夫よ。あっ、パンケーキ買ってきたの。食べる?」


「うん。もらおうかな」


ミアにコーヒー、自分に紅茶を淹れてリビングのテーブルに置く。


「はい、どうぞ」


「ありがと。じゃあ、私からも」


ミアが紙袋から、ちょうどハンバーガーが入るくらいの白い箱を3つ取り出した。