「フモォオ〜‥」 牛の鳴き声がする。 しかし牛はただ鳴いているのでは無い。 牛も、おそらく、余りの不毛さに歎いているのだ。 だって、なぜなら。 なぜならば‥。 「うおおー! ヒマすぎるううーっっ!!」 ここは余りにも、とんでもなく平和で、 退屈な場所なのであるのだから‥。