「リーダー・・・大丈夫ですか!?」
「うん・・・なんとかなるだろう」
「そ・・・そんなこと言ったって!」
「僕等は責任取れませんよ!!」
「だって人気モデルですよ!?しかも りなえるも・・・」
「って言われても・・・琴さんに頼まれたからには・・・なぁ・・・」
「リーダー!しっかりしてください!」
「いくら琴姉貴だって・・・リーダーにはプライドってのはないんですか!?」
「って言われても・・・だから琴さんに・・・」
「リーダー!!!!」

ここは倉庫・・・ではなく,高級なムードが漂っているホテルの一室。

ここのロビーに座っているのは ある集団のリーダー・傘野と
その子分たち。

そしてそこに寝かされているのは・・・

わ・・・私たちっ!

あっ,変な想像しないでくださいね!決して襲われているわけではないんです・・・

これにはあるワケが・・・

「あの・・・それで 私たち.どうすれば・・・」
莉南が聞いた。

「え、、、あ・・・はあ…まあ・・・ちょっとじっとしててください」
・・・
頼りないリーダーだっ…子分たちも大変だろうに・・・
という同情はどーでもいい。

私と莉南は あることがきっかけで・・・
なぜか モデルを無期限休止ということにさせられてしまい・・・

そして事務所の社長、琴さんに連れてこられたのがここだということ。

「あの…何すれば・・・」

「えっと・・・まあ ちょっと待っててくれ。今 君たちの事を琴さんから聞こうと思っていたんだが・・・どうも連絡が取れなくてね・・・」

そんなこと言われても・・・

すると 一人の子分が「ちょっと来て」と私たちを呼びかけた

「なんですか?」

「実はねぇ・・・リーダーは何も言ってないというか口下手すぎて言えないんだけど,君たち、これから就職試験を受けてもらうんだ。」

「えっ!?」2人が同時に答えた

「どういう就職ですか!?」

「まあ・・・簡単に言えば、 ”レンアイ就職”かな??」





「れっ・・・ レンアイ就職ううう!!!!!????」