僕の忠犬ハチ公



 小梅は怒鳴られると、ビクッと体を震わせ、しばしおろおろと俺を見ていた後、鈴木達と同じ方向に消えていった。

 ははっ、当たり前。

 あいつが俺のこと助けるわけないだろ。

 俺はあいつに酷いことをしたんだ。

 俺があいつだったら間違いなく同じことするな。

「はっあはは」

「なに笑ってんだよ。薄気味悪りぃ