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「あれ? どこ置いたんだっけ?」
それから一週間程経ったある日、俺は家の自室で携帯電話を探していた。
「いったいどこいったんだよ」
おかしい、学校から帰ってきてからは、一度も携帯を触っていない。
鞄の中にあるはずなのになんでないんだ?
念のため制服のポケットも、部屋の中も探した。
それなのにどこにも見当たらない。
そうなると、もう思い当たる節は……
教室の机の中。
俺は時計を確認した。
時刻は午後七時、学校までは自転車で十五分。
閉門の時間は八時だから、今から行けばまだ間に合うはずだ。
俺は自転車の鍵を掴むと部屋をあとにした。
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学校へ着き、薄暗い校舎の中を進んで行くと、俺のクラスだけは明かりがついていた。
まだ誰か残っているのか?
教室に近づくにつれ、話し声が聞こえてきた。
声の質からして、おそらく女子だろう。
人数は四五人といったところか。
教室の近くまで行くと、会話の内容まではっきり聞こえてきた。
「ねぇねぇ、うちら入学して暫く経ったけどさぁ。うちのクラスの男子の中で誰がカッコイイと思う?」
俺はカッコイイというワードに、思わず身を真っ暗な隣の教室へと隠した。
