僕の忠犬ハチ公



 実は小梅も古川高校へと進学したのだ。

 高校へ進学してからとゆうもの、自転車登校もしくはバス登校になったことと、春休みを挟んだこともあり、一緒に帰ることはなくなっていた。

 クラスも違う俺達はめっきりと接点がなくなり、唯一の接点といえば、登下校の際にちらりと姿を見かけるぐらいだった。

 目新しいことばかりの高校生活の中で、小梅の存在は俺にとってどんどん薄いものになっていったが、ある日を境にその存在は、大きくならざるおえなかった。