一度不安になったけれど、新店舗に移動になったのを機に気合いを入れ直した。
新たに頑張ってみようと思った。
働くって大変だ、と当たり前のことを知った。
それでも、夢だった。憧れだった。
だから働いた。
そう、だって私、服が好きだったんだもん――…
なんとかなる。
だって服が好きだ。
オシャレが好きだ。
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私はセンスなんて良くない、オシャレではない。
いまどき、お客さんの方がオシャレだしレベルが高い。
お手本になる自信なんかなくて――…
私は多分、いや絶対に、だっせぇオンナ。
それでも選んだこの仕事。
好きなことで働けるって良いことじゃないか。
好きなものに囲まれる仕事なんて素敵じゃないか。
可愛いスタッフ仲間、オシャレなお客さんが居る世界。
夢が叶っているんじゃないか。



