ショップ店員と言う肩書きは、中学生の頃から憧れていた。
いつも綺麗でキラキラしていて、いつもオシャレなショップのお姉さんは、私にとって身近な目標だった。
例えば、お店に行って新作のワンピースを店員さんが着ていると、
マネキンよりも可愛く見えて、つい手にとってみてしまう不思議。
―――“ショップ店員になりたい”
中1、そんな夢を持った。
大卒の新卒なら研修期間なしで最初から正社員になれるらしいが、私は高校を卒業してからすぐに就職した。
大卒や短大卒の方がお給料が良かったけれど、私が興味のあったファッションブランドは、正直、若いが命。
デザインや色合いは当たり前に、生地の質もなにもかも、10代後半から20代ぎり後半までがターゲット層。
似合っていれば年齢は関係ないかもしれないが、
ブランドのターゲット層によっては、募集欄にキャリアなんとか目的で若年層、30歳以下となっていて。
だから若い方が有利だと思った。
それに私の母親がうちの服を着て働けるのかと言われると、
年齢で差別はしないが色々と人間性を問われる装いになるだろう。
つまり、そこで働くには、お客さんと同年代の見た目でなければならないと思ったので、
四大で4歳重ねる分を、店員として4年働きたかったのだ。



