降りしきる雨の中

わたし本当に

悲しくて。



もうどうにも

ならないくらい

苦しくて。








どうしたのと

傘の中に引き寄せて

抱き締めてくれた

あなたの匂いと

雨をはじく傘の音を






今でもはっきり

覚えてる。






降りしきる雨の中

今、一人






溢れた涙が止まらない。