授業が終わると 逃げるように私は 美加のところへ行った。 「美加〜(泣) 先輩にね、ドジなとこ見られたー(泣)」 「えー!!もーホントバカなんだから。 とりあえず泣くのやめなさい」 美加は小さいのに姉御肌でしっかりしている。 そして唯一私の好きな人を知っている。 「ていうかさ、この際橋本先輩に告ったら?」 私は飲んでたココアを噴き出しそうになった。 「なっ…な、なに言ってんの!!」 .