マイ★ボーイフレンド

アーチェリー部の
屋内練習のある日は、
バスケ部は
体育館の半分を開けなければ
いけなかった。

けれど、半分の時には
ケーゴの姿が見れる。


バラバラに、シュートや
パス回しのローテーションを
していた時だった。

「アサー!朝倉ぁ!!
ちょっと何やってんのよ!!」

ふいに聞こえた大きな声に
一年達は一斉に振り返った。

「あのさあ、誰がシュート練習なんて
していいって言った?」

三池先輩はゆっくりと
こちらに近づいて来る。