「ご飯、食べる?食べるならお味噌汁を温めるけど?」 「いや、今はいい」 「そう」 俺は靴を脱いで部屋に上がる。 ダイニングテーブルの上には優香が作ってくれた晩ご飯がラップをかけた状態で置いてあった。 部屋に入り、いつもの場所に座る。 裕介の隣に優香も座った。